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(意外と知らない)時刻を数値に変換する方法

Excelで工数表や時給換算の計算などする方も多いと思います。

 

私の場合はSE・PGですので共用の資料を作成し、工数管理をする際に必要になります。

 

だいたいのものはテンプレートのような資料があるので如何にそういったものを早く探してパクるかが仕事の要領の良さなのかもしれませんね。

 

…とはいえ常に求めている数式や条件書式が他のファイルにあるとは限りません。

 

例えば時給の換算では(他の記事でご紹介しましたが)「=K153/(G153*24)」数値のセルにこのような形で(赤が時間)時間にシリアル値をかけることで数値の計算ができますが、こういった簡単そうな変換でもパッと思い浮かばない時もあります。

 

 

今回は私が「このくらいできるっしょ!」と思っていたにもかかわらず独力で解決できなかったテクニックをお伝えします。

 

記事のタイトル通り、時刻を数値変換します。正確に申しますと「関数を使用して時刻データを数値に変換する」方法になります。0:30だったら0.5に、0:15だったら0.25という形で所要時間を〜時間と表現するために役立ちます。

 

工数

 

上の図、1枚で説明しようと思います。

 

赤枠:時刻の書式、「Ctrl+;」で開始時刻と終了時刻をメモってあります。

 

青枠:時刻の書式、セルの内容は「=H5-G5」であり、終了時刻から開始時刻を引いた”時刻”が入っています。

 

黄枠:数値の書式、セルの内容は「=(DAY(I5)*24+HOUR(I5))+(MINUTE(I5)/60)」です。

 

ここ(黄色枠)が今回のキモとなる部分ですね。時刻のデータを「1時間」という単位で表すために日付部分は×24、時はそのまま、分の部分は60で割って数値化しています。

 

小学校の算数みたいな感じですね。最近のExcelなら補助機能でもっと簡単にやってくれるのかもしれません。ただ、最低限の対応力は必要です。

 

ちなみに紫で囲った枠の中には「=F5-J5」とあり、日本語の列タイトルでわかると思いますが、予め立てた予定工数と実績工数の乖離(差異)を算出するものとなっています。SE・PGの方は正確な見積もりが求められるので、日々作業に対して予定と実績を記録して見積もり力を高めてみてはいかがでしょうか。

 

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