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セル結合せずに選択範囲で中央寄せ表示
エクセルでセル結合を避けたほうがい理由として、以下が挙げられます。
・データの集計・加工がうまくいかなくなる
例えばオートフィルタやピボットテーブルで以下のように結合したセルの行にあるセルは一番上以外は集計対象外となります。
・行の高さの自動調整が行われない
以下の画面ハードコピーをご覧ください。
セルのA9は結合していません。
一方で、A10 は結合をしています。
共に「折り返して全体を表示する」と設定されているにも関わらず、セル結合をしてしまうと当該機能は無効化されてしまいます(おそらく結合するとデータの管理がうまくできないものと思われます)。
では、逆にセルの結合をしたい時とはどんな時でしょうか。
この場合であれば、実は設定だけでなんとかすることが可能です。
セルの書式設定で「選択した範囲で中央」表示が選択可能です。
(セルの書式設定はCtrl + 1 で呼び出すか、もしくは「ホーム」タブ→「セル」→「書式」とたどりましょう。)
結果として、セル結合して中央寄せにした時と表示は全く変わりません。
表を作成する際などについセル結合をしてしまいがちですが、
このような方法も考慮して、できる限り結合は避けたほうが良いと思います。中にはセル結合をしている時点でエクセルをあまり分かっていないと判断する方もいますので。
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