UPPER SYSTEM

皆さん、仕事で作業時間をExcelで管理されることも多いかと思います。

仕事の単価が決まっている場合に、作業時間で割れば１時間あたりの給料＝時給が算出できますが、意外にうまくいかないもの。

それは時刻の引き時間で算出した”作業時間”がシリアル値という値であるためです。

※シリアル値とは…日時を計算処理するために格納されている数値のことです。

細かいことはさておき、時刻＊24で実際の作業時間が精緻な数値となります。

30分が0.5、15分は0.25なので400円の仕事をこなせばそれぞれ時給は800円、1600円となりますね。

具体的に見ていきますと…

上の図で赤枠で囲ったE42セルとF42セルにはそれぞれ作業開始・終了時の時刻が挿入されています。

こちらは「ctrl + ;」のショートカットで一発入力ですね。

青枠で囲ったG42セルには「=F43-E43」というシンプルな引き算が書かれています。

この結果が0:28つまり28分となっていて、見た感じ分かりやすいのですが、実際の計算用の数値としてはシリアル値として0.01944444という数値が格納されています。

これを24で掛けると実際の数値0.466といった数値に変換できます。

28分って何時間だろう？0.466時間だよ！ということです。

黄色枠で囲ったL42セルには「=K43/(G43*24)」と記述しています。

K43セルは時給(400)、(G43*24)は作業時間を数値化したものです。これで除算をすることで時給が算出できます。

請負の単価が決まっている案件を副業でやるときなど、便利ですよ。

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