複数のExcelファイルの中身を一気に検索

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大量のExcelファイル。

Excelで書かれる申請書や設計書が山のようにある中で、「特定の語句を含むファイルのリストを提出してくれ。」と言われた時どうします？

テキストエディタのGREP機能やeclipseの検索機能など、ツールに依存している職場は多いと思います。

テキストファイルの検索は容易にできるイメージですが、Excelファイルの検索は手動。

ファイルを片っ端から開いてブック毎の検索を行っている…

そんな古臭い職場もあるかもしれません。私の職場です。

（セキュリティ上の問題があってイントラネットのみの環境なのでツール活用や調べ物がしにくい）

先日も”債権”であるべきところが”債券”になっているという設計書があるということで、1時間以上かけて片っ端から開いて検索をかけましたよ…。

もちろん、マクロ機能を利用して横断的に検索することは可能だろうなあと思ったのですが、それが許されない残念な環境です。

ただ、やはりありました。「ExcelGrep」というずばりExcelをGREPしてくれそうなフリーソフトです。

使用例をご紹介させていただきたいと思います。

まずはマクロを有効にする方法から。

まずはマクロ機能を有効にしましょう。

マクロは悪意のあるスクリプトが埋め込まれる可能性があるため、基本設定ではセキュリティ上の観点から無効になっている（はずです。）

今回は「ExcelGrep」というフリーソフトをダウンロードして使います。

有名なソフトウェアなら大体大丈夫ですが、マイナーなものはvectorや窓の杜で公開されているものでも100％大丈夫とは限らないので、職場では注意したいポイントでもあります。（それらの有名なサイトでは独自にウィルス対策・チェックを行っているそうですが。）

Officeボタン押下、続いてExcelのオプションを押下。

画面参照で

全部OKでいっちゃいましょう。

これでOKです。ただ、マクロ搭載のファイルには都度用心しましょうね。（悪意のあるウィルスが仕込まれていることもあるため、信頼できるもののみの利用にしましょう。）

では神ソフト「ExcelGrep」をダウンロードしました。

マクロ機能を用いたExcelファイルですので試しに使ってみましょう。

「ExcelGrep」という部分をクリックするとダイアログがでますね。

検索するフォルダの右側に参照先を指定するボタンがありますので検索したいフォルダを指定。

検索実行すると…

一覧化されました。
文字列をクリックするとそのファイルを開いてくれますね。

最高に便利です。

UPPER SYSTEM