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圧縮したファイルが解凍できない
＜ZIP＞
”複数のファイルを一つのファイルとしてまとめて取り扱うアーカイブフォーマット。1つ以上のファイルが格納されているもの。必要に応じて圧縮アルゴリズムを選択・使用し、ファイルサイズを圧縮して格納することも可能である。”
上記の説明はWikipediaより。
XPなら標準機能があったり、または一般的には「Lhaplus」（20種以上の圧縮形式に対応したDLL不要の圧縮・解凍ソフト）等のフリーソフトを使用して圧縮・解凍を行っていることかと思います。
＜圧縮できない、解凍できない＞
そんなときはまずこの現象を疑いましょう。
簡単に言いますと、Windows Vista および Windows Server 2008以外のWindowsでは2GBを超えるZIPファイルを作成すると破損することがある。
そして「2GB超の圧縮フォルダを作ってもエラーメッセージは表示されない」というのがキモです。
先日、急ぎの用事でDVDに4GB超のフォルダを焼く必要がありました。本来ならば焼いた後のファイルの内容が正当であるか検証するべきなのですが、時間的制約もあってDVDからローカルに落とした上で確認する暇がなく、読み込みの確認までで終えてしまいました。
そしてダッシュで作業現地までかけつけてDVDを託すと数時間後に電話が。
「解凍できないんだけど。」
結局その日のうちに2枚のDVDに焼き直し、終電で再び作業現地へ…。
ということで標準のwindows、フリーソフトで圧縮や解凍を行っている方は「2GBは超えるフォルダの圧縮・解凍には危険がつきまとう」ことを認識しておきましょう。色々な方法がありますが、とりあえず圧縮後のフォルダを解凍できないのはシンプルなルールに基づくエラーです。圧縮だけできたと思って安心していると致命的なミスとなりかねます…。
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