UPPER SYSTEM

サクラエディタで同じ作業を繰り返す場合、「キーマクロ」機能を使用しましょう。マクロ機能とは「アプリケーションソフトでよく用いる操作手順をセットにして登録しておき、任意に呼び出して実行させることができる機能」のことです。Excelのマクロ機能が有名ですね。最近流行しているRPAもアプリケーションを跨いだマクロソフトになります。

本題ですが、フリーテキストエディタであるサクラエディタを使用して、繰り返しの作業を効率化する方法をご紹介します。

例えば下図のように1〜100までの数字が並んでいます

「3の倍数だけ残す」となったらあなたはどうしますか？

今回、キーマクロ機能を用いて3の倍数だけ残してみます。

�@サクラエディタのカーソルを一番左上にセット（1の左に当てます）
�Aツールタブの「キーマクロの記録開始をクリックします」
�B「shift」キーを押しながら↓を2回押します。

�C「delete」キーを押すと1と2が消えますね。その状態で「↓」を押して4の左にカーソルがある状態にします。

�Dこの状態で「キーマクロの記録終了」を選択します。

�Eそしてツールタブから「キーマクロの実行」（shift+ctrl+Lがショートカットキー）を実行する。
→すると、記録した「shift+↓+↓+delete+↓」という一連の操作が一瞬で再現して実行されます。

�Fショートカットキーであるshift+ctrl+Lを連打すると…。（押しっぱなし）

2行ずつ消すという操作が繰り返された結果、3の倍数だけが残ります。

このマクロは保存して呼び出すことも可能です。

上級者は正規表現やExcel関数でも処理可能だと思いますが、サクラエディタのキーマクロ機能も覚えておいて損はない便利な機能です。大量にテキストや数字の編集を繰り返す作業が発生した場合、ご参考になさってください。

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