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バックアップ術①robocopyで別のドライブへ
robocopyとはwindowsVistaから標準搭載のファイルを同期するコマンドです。
windows標準機能で高速、堅牢なバックアップが取れる所がポイントです。
始まりはwindows2003のリソースキットだとか聞いています。
特徴は従来のCOPY/XCOPYコマンドより高速であること、差分コピーが可能であること、エラーを無視してコピーすることが可能な点などでしょうか。
今回私は業務でサーバー移行を行うにあたって実際、自身のパソコンで試してみました。
基本的な構文は下記のとおり。
robocopy 移行元フォルダのパス 移行先フォルダのパス /MIR（などのオプション）
実際私が実行した例を用いてご紹介します。
移行元のフォルダパス：C:\ACES WEB（半角スペースが含まれているため””で囲ってあります。）
移行先フォルダのパス：D:\backup_hp（事前に作成）
オプション：/MIR（ディレクトリ ツリーをミラー化するとのこと。詳細は後日調べよう…。）
オプション：/r:1（コピーに失敗した際のリトライ回数）※1
オプション：/w:5（秒単位での再試行の間隔(待機時間)を指定。）
注意点は※1のリトライ回数です。
実施するとごく一部のファイルがコピーできず躓くことがあるのですが、なんとデフォルトで30秒待機して再試行を100万回行います。
したがってオプションの「r:
スキップ、コピーに失敗したファイルを特定するためにログファイルを出力させることがのぞましいです。
特にタスクスケジューラーなどを利用して裏で実行する場合には必須でしょう。
明日、その方法についてご説明します。
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