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データから改行を削除する正規表現(詰めたい)
図のように、データとデータの間に改行コードが入ってしまっている時。
単純に詰めたいですし、データの数(行数)を調べたい時もありますね。
ここで、正規表現を用いて改行コードを処理します。
ずばり、サクラエディタの場合は正規表現で「\r\n」と書けば条件にひっかかります。(他のWindowエディタ等では\nかもしれません。)
ここでこのまま置換後の表現を空にして置換を実行すると…
全て詰まってしまいますね。
より、実用的な使い方として、改行コードだけの行を失くすことができます。
行頭を示す「^」を付けて「^\r\n」とするのです。参考記事:「行頭に任意の文字を加える正規表現」
この状態で”すべて置換”を押下しましょう。
このように、改行コードだけの行を削除して、データを詰めることができました。
(ご参考)
改行コードには3種類あり、それぞれ表現が異なります。正規表現では「\r」がCR「\n」がLF、CRLFが「\r\n」という訳です。OSによって異なり、時にはバグの原因となったりします。
LF(Line Feed ラインフィード)↓
改行。カーソルを新しい行に移動します。
CR(Carriage Return キャリッジリターン)←
復帰。カーソルを左端の位置に戻します。
CRLF(?)
CRとLFを併せたものです。左端にカーソルを戻し、改行します。
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