UPPER SYSTEM

スポンサードリンク

10桁以上の数字だけを抽出する正規表現

今回の正規表現:「\d{10,}」:10桁以上の数字のみにマッチさせる

 

指定した長さ(n桁)の文字列を表現する正規表現は「\d{n}
指定した長さ(n桁)以上の文字列を表現する正規表現は「\d{n,}
指定した長さの範囲(n桁~m桁)の文字列を表現する正規表現は「\d{n,m}

 

これはかなり役立ちます。

 

私は障害調査でサーバーのログを参照する機会が何度もありましたが、上司も顧客のシステム担当者も早く結論が欲しいために切羽詰まった状況です。

 

実際に罵倒されることも多くありました…。(泣)

 

そんな中、私にとって役立ったノウハウが「指定した桁数を基準にデータを調査する」ことです。

 

例を見てみましょう。
正規表現
上の画像ではフリーテイストエディタsakuraエディタを用いています。

 

ctrl+Fで検索ダイアログを表示、正規表現にチェックします。

 

そして「\d{10,}」を入力して該当行マークを押下すると…

 

背景色が黄色になっている箇所が10桁以上の数字となります。

 

こんな風にして処理時間が大きくなっている問題の箇所を特定するのです。

 

ちなみに「\d」というのは数字を表しています。

 

[0-9]とも表現可能です。覚えやすい方で良いでしょう。

 

正規表現

 

正規表現はエクセル関数に負けず実用的な技術です。

 

絶え間なく「使う」ことで身に付けたいものです。

 

(使わないと基本的な物以外忘れます…。)

 

 

  このエントリーをはてなブックマークに追加

 

IT技術ブログランキング  人気ブログランキングへ

スポンサードリンク

関連ページ

行頭に任意の文字を加える正規表現
SQLを作成する際に数十行のカラム名の前に,(カンマ)を付けたい!なんてときに私が行う処理の方法をご紹介いたします。
最長マッチと最短マッチの正規表現
”「ABCDEFG」は「基本的」な「アルファベット」です。”この文章から”基本的”だけを抽出するには?
任意の文字列が含まれる行を削除する
正規表現の基礎です。これは良く使うものですので、ぜひ覚えておきましょう。
1万円以上の商品を抽出したい時の正規表現
指定した桁数で文字列を抽出する方法をご紹介します。
データから改行を削除する正規表現(詰めたい)
コピーしたデータに、改行が混ざっていて、取り除きたい時の対策です。覚えておくと日常業務に役立つこと間違いなしです。