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コマンドライン(CUI) / Windowsのコマンドプロンプト

まずはじめにGUI (Graphical User Interface) とはマウスでアイコンやウィンドウを操作し、キーボードで文字入力を行うタイプのユーザインタフェースです。現在の主流ですね。

 

それに対して CUI (Character User Interface) とはキーボード入力と画面の文字表示のみでコンピュータを操作するというタイプのインタフェースです。

 

Windows98あたりが初めてのパソコンと言う世代にとってはCUIに対する概念がつかみにくいかと思います。私自身がIT業界で実際に触ってみるまでその意味(存在意義)がよく分かりませんでした。

 

ズバリ、「システム管理作業やファイルの結合といった特殊操作はCUIの方が楽であり、GUIでは実現できないことも多い」という利点が分かります。

 

例えば「ファイル名の先頭が"st"から始まるテキストファイルの内容をすべてまとめた一つのテキストファイルを作る」と言った作業も楽勝に行えます。

 

これをエクスプローラーからファイルを操作して手動で編集していたら時間と体力を消耗するばかりですね。

 

効率化、ライフハックの一環としてWindowsのコマンドプロンプトを利用した基本的なワザを中心に便利ワザをご紹介して参りたいと考えます。

 

まずコマンドプロンプト(ファイル名はcmd.exe)を起動するには[Windows]+[R]で[ファイル名を指定して実行]ダイアログを開き、「cmd」と入力するのが一般的でしょうか。

 

丁寧に説明すれば下図の様になります。

 

コマンドプロンプト
Windowsキーからファイルの検索で”cmd”と入力すると登場します。これを開くことで起動となります。

 

以後、日常生活や仕事に役立てる便利なコマンドを随時紹介していきたいと思います。

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2018/12/05 23:01:05 | コマンドライン(CUI)
コマンドプロンプトを利用した便利機能のうち、特に利用頻度が高いものです。Excel等でファイル、フォルダの一覧を作成したい時があると思います。その時に最もシンプルに実行できる方法をご紹介いたします。まずはコマンドプロンプトを起動します。次に、一覧を表示させたい対象のディレクトリ階層にて、パス名(画像で赤枠で囲んだ部分)を選択してコピーします。(Ctrl + C)そして、コマンドプロンプトに戻り、dirと打った後、半角スペースを入れて右クリックします(コマンドプロンプトでは右クリックが貼り付けの操作に該当します)。そのまま実行すると、時刻情報やファイルのサイズ等、余計な情報も一緒に出力されてしま...
2015/12/21 07:05:21 | コマンドライン(CUI)
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